国内4位のビール飲料会社! カプコンを紹介します。
何をやっている企業?
日本を代表する家庭用ゲームソフト大手で、業界屈指の高い利益率を誇ります。
稼ぎ頭は?
ゲームおよびモバイルコンテンツのデジタルコンテンツ事業です。「ストリートファイター」「バイオハザード」「モンスターハンター」など、強力かつ長寿な独自IPを多数保有しています。
業績は?
コロナ禍の巣ごもり需要をチャンスに、大幅な利益成長を達成しました。
それでは、それぞれの情報を詳しく見ていきましょう。
カプコンって何をやっている企業?
日本を代表する家庭用ゲームソフト大手であり、「ストリートファイター」「バイオハザード」「モンスターハンター」「戦国BASARA」「ロックマン」などの人気作品を世界中で開発・販売しています。また、SNS向けのコンテンツ拡大やアミューズメント施設の運営と機器販売も行っています。さらに、海外企業と提携して海外市場向けのゲームソフトを配信し、eスポーツビジネスにも取り組んでいます。様々なIPコンテンツを展開し、キャラクター商品・映画・アニメーション・モバイルコンテンツ・アーケード機器などで活用しています。主要取引先は任天堂、Valve Corporation、ソニー・インタラクティブエンタテインメントです。
事業(セグメント)は以下に分かれています。※2023年3月時点のセグメント情報です。
カプコンの稼ぎ頭は?
売上・利益ともにデジタルコンテンツが主力です。「ストリートファイター」「バイオハザード」「モンスターハンター」など、強力かつ長寿な独自IPを多数保有しています。
2023年3月期の売上高で比較すると、デジタルコンテンツが全社の8割を占めています。
利益で比較すると、デジタルコンテンツが全社の9割を占めています。
利益率は50%を超えており、高い採算性を誇ります。
海外売上高は全体の6割であり、グローバルで活躍する企業です。
カプコンの業績は?
売上高は3年平均で+15.6%、5年平均で+5.9%となりました。
グローバルに販売を広げた新作ソフト投入とアフターコロナのアミューズメント復調で、売上成長は堅調です。
営業利益は3年平均で+30.6%、5年平均で+25.9%となりました。
好採算の旧・新デジタルソフト販売が利益増加に寄与しました。
カプコンの強みと弱みは?
・多数の人気コンテンツ(IP)を創出しており、ゲームだけでなく、映画やアニメ、舞台などに展開することで、グローバルで高い人気を獲得しています。
・研究開発力に定評があります。世界トップレベルの面白さと品質の向上に取り組んでおり、2016年には最先端技術を取り揃えた、研究開発第2ビルが稼働を開始しました。
・「デジタルコンテンツ」「アミューズメント施設」「アミューズメント機器」は互いに相乗効果を生み出す源流となっています。
・主要タイトルへ依存しており、新しいヒット作の創出に難航しています。
・ゲームコンテンツ以外の事業展開に苦戦しています。
・ゲーム産業は競争が激しいため、他のゲームメーカーや独立系デベロッパーとの競合に直面しています。
こんな人がカプコンに向いています
・ゲーム産業に情熱を持ち、ゲームが好きな人。ゲームに対する熱意は、会社の文化にフィットし、チームと協力する上で最重要となります。
・クリエイティブな発想力とアイディアを持ち、独創的で斬新なゲームの制作に貢献できる人。
・スケジュールや環境が変動するゲーム開発の現場において、柔軟性を持ち、変化に対応できる人。
・プログラミング、デザイン、アニメーションなど様々な技術や知識を持ち、興味がある人。
カプコンの企業研究 エクセルまとめ
企業比較シートを表形式でまとめてみました。
エクセル(Google スプレッドシート)の形式で公開していますので、ぜひ活用してください。
ポイント | カプコン |
---|---|
企業理念 | ゲームというエンターテインメントを通じて「遊文化」をクリエイトし、人々に「感動」を与える「感性開発企業」 |
業界 | 情報・通信(ゲームソフト開発) |
企業活動 | 日本を代表する家庭用ゲームソフト大手。デジタルコンテンツ、アミューズメント施設、アミューズメント機器など。 |
稼ぎ頭 | デジタルコンテンツ(ゲームおよびモバイルコンテンツ) |
海外比率 | 62.40% |
業績 | 3年平均で+15.6% 5年平均で+5.9% |
強み | 多数の人気コンテンツ(IP) |
弱み | 新作ヒットの創出に難航 |
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(銘柄コード:9697)
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