ドラクエとFFの2大ヒットブランド! スクウェア・エニックス・ホールディングスを紹介します。
何をやっている企業?
「ドラクエ」「FF」などの超人気タイトルを創出してきた、ゲーム制作の大手会社です。
稼ぎ頭は?
自社人気キャラクター(IP)を活用したゲームコンテンツが主力です。
業績は?
新作で売上を伸ばすものの、開発費が先行して利益率を圧迫する傾向があります。
それでは、それぞれの情報を詳しく見ていきましょう。
スクウェア・エニックス・ホールディングスって何をやっている企業?
日本を代表する大手ゲームソフト会社であり、「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」などの大ヒットゲームを制作しています。ゲームコンテンツ、アミューズメント、出版、ライツ・プロパティの4つの領域で事業展開を行っています。大きな売上を上げるゲーム事業+好採算の出版を組み合わせることでリスク分散を維持しています。2003年にエニックスとスクウェアが合併して以降、他社との共同開発や戦略的提携を積極的に進めてきました。さらに、タイトーを傘下に持つなど、多岐にわたる展開を見せています。
事業(セグメント)は以下に分かれています。※2023年3月時点のセグメント情報です。
スクウェア・エニックス・ホールディングスの稼ぎ頭は?
人気IPを活用したゲームコンテンツを提供する、デジタルエンタテインメントが主力です。
2023年3月期の売上高で比較すると、デジタルエンタテインメントが全社の7割を占めています。
利益で比較すると、デジタルエンタテインメントが全社の7割を占めています。
海外売上高は全体の3割であり、今後の更なる海外展開の余地があるかもしれません。
スクウェア・エニックス・ホールディングスの業績は?
売上高の成長率は、3年平均で9.6%、5年平均で6.5%となりました。
主力のゲームコンテンツ事業に加え、好採算の出版の売上を着実に増やしました。
営業利益は3年平均で10.6%、5年平均で3%となりました。
新作ゲームの開発と発表で着実に売上を伸ばしているものの、開発費先行で利益率に凹凸があります。
スクウェア・エニックス・ホールディングスの強みと弱みは?
・「ドラクエ」「FF」などの人気作品をはじめ、様々なジャンルでの高品質なゲーム・アニメ・映画などを提供しています。
・世界各国で展開しており、グローバルな市場への対応力と知名度があります。
・全社一体で創造力や情熱をもって、感動や驚き・楽しさを伝える物語を作り続けています。
・高品質なコンテンツを提供するために、ゲーム開発に多くのコストや時間をかけています。
・ゲーム業界は、競合他社との差別化や競争力の維持が厳しい業界です。
・人気シリーズへの依存度が高く、新規IP開発のコストとリスクが懸念されます。
こんな人がスクウェア・エニックス・ホールディングスに向いています
・自分なりに考え抜き、自分の好きな物・実現したいことを明確に持っている人。
・ゲーム業界やエンタテインメントへの強い情熱とこだわりを持っている人。
・国内外の多くのブランドや提携会社と協力して大規模なプロジェクトを進めるための、チームワークやコミュニケーション能力が高い人。
スクウェア・エニックス・ホールディングスの企業研究 エクセルまとめ
企業比較シートを表形式でまとめてみました。
エクセル(Google スプレッドシート)の形式で公開していますので、ぜひ活用してください。
ポイント | スクウェア・エニックス・ホールディングス |
---|---|
企業理念 | 最高の「物語」を提供することで、世界中の人々の幸福に貢献する |
業界 | 情報・通信(ゲームソフト開発) |
企業活動 | ・ゲームコンテンツ ・アミューズメント施設 ・出版、版権 |
稼ぎ頭 | ゲームソフト開発・販売 |
海外比率 | 34.3% |
業績 | 3年平均で+9.6% 5年平均で+6.5% |
強み | 多数の人気コンテンツ(IP) |
弱み | 開発期間が長くコスト大 |
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(銘柄コード:9684)
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