サンリオの企業研究 ポイントこれだけ!

企業研究

キャラクタービジネスの最大手! サンリオを紹介します。

何をやっている企業?
世界的なキャラクターコンテンツメーカーで、企画・販売や版権ビジネスを展開しています。

稼ぎ頭は?
各キャラクタービジネスを展開している日本向け事業が主力です。

業績は?
2023年に入ってからは、インバウンド需要が追い風となり、テーマパーク客数と日本国内の物販数が大きく伸長しました。

それでは、それぞれの情報を詳しく見ていきましょう。

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何をやっている企業?

世界的なキャラクターコンテンツメーカーで、「ハローキティ」を主力としたソーシャル・コミュニケーションビジネスを展開しています。サンリオショップやオンラインショップなどで約400種のキャラクターグッズを提供しています。ウォルトディズニーと提携した日本最大手のグリーティングカード事業も展開しています。キャラクター商品の企画・販売や版権ビジネスを展開することで、海外でも収益を生み出しています。また、ライセンス事業やテーマパーク事業も展開し、2024年には中国・海南島に「ハローキティ」のテーマパークを開業予定です。これらの幅広い事業領域で活躍し、キャラクター文化を世界中に広めています。

事業(セグメント)は以下に分かれています。※2023年3月時点のセグメント情報です。

日本

ギフト商品の企画・販売、商品化権の許諾・管理、テーマパークの運営、恐竜・人型・動物型ロボットの販売・貸借、キャラクターラッピング自動車などの貸借、損害保険代理業務などを行っています。

欧州などその他

ギフト商品の企画・販売、商品化権の許諾・管理を行っています。

稼ぎ頭は?

各キャラクタービジネスを展開している日本向け事業が主力です。

2023年3月期の売上高で比較すると、日本向けが全社の7割を占めています。

利益で比較すると、日本向けが全社の7割を占めています。

海外売上高は全体の3割であり、今後の海外展開に期待したいところです。

業績は?

売上高の成長率は、3年平均で9.5%、5年平均で3.8%となりました。
直近ではインバウンド需要が追い風となり、テーマパーク客数と日本国内の物販数が大きく伸長しました。

営業利益は3年平均で84.6%、5年平均で18.2%となりました。
2021年3月期はコロナ禍でテーマパークの休園が響いたほか、物販や海外ロイヤルティにも大きく苦戦しました。

強みと弱みは?

400種類以上の多数のキャラクターを保有し、約50年にわたり市場で活躍しています。
多様な価値観と高い柔軟性をもって、キャラクターデザインを開発し続けています。
・市場を奪い合うのではなく、むしろ積極的に他社や他業種と協力する力に長けています。
欧州、米州、アジアに10ヵ所の拠点を展開し、130の国と地域にキャラクタービジネスを展開しています。

・ギフト商品の生産を海外メーカーに委託しているほか、海外向けライセンス事業の比率が高く、海外市場と為替変動の影響を受けやすい一面があります。
キャラクター人気の波によって売上が左右されやすいリスクがあります。
・永続的な成長を維持するためには、現在の主力に代わる新しいキャラクターを創造し続ける必要があります。

こんな人がサンリオに向いています

・グローバル展開に対応できる語学力や海外志向の働きができる人。
・固定概念にとらわれず、キャラクタービジネスの生かす方法を積極的に見つけられるマーケティングスキルのある人。
デジタルやテクノロジーに強い理系の人もまた、サンリオが求める人物像のひとつです。

サンリオの企業研究 エクセルまとめ

企業比較シートを表形式でまとめてみました。
エクセル(Google スプレッドシート)の形式で公開していますので、ぜひ活用してください。

ポイントサンリオ
企業理念One World, Connecting Smiles. / みんななかよく
業界卸売業(エンターテイメント、おもちゃ)
企業活動キャラクターコンテンツ
稼ぎ頭日本向け
海外比率30.2%
業績3年平均で+9.5%
5年平均で+3.8%
強み実績の長い多様なキャラクター
弱み海外市場と為替変動の影響を受けやすい

今すぐ使える エクセル(Google スプレドシート)はこちら!


いかがでしたでしょうか? 就職・転職活動をする場合は、企業訪問やOBインタビューなどを活用しながら、有意義な企業研究をしましょう!

(銘柄コード:8136)

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