大手のOA機器メーカー! リコーを紹介します。
何をやっている企業?
画像処理技術や光学技術を強みに、複合機・プリンター・消耗品などを販売しています。
稼ぎ頭は?
オフィス向け複合機・プリンターなどの開発・生産を行う、デジタルプロダクツが主力です。
業績は?
2022年は、アフターコロナで複合機のオフィス向け需要が好調に推移しました。
それでは、それぞれの情報を詳しく見ていきましょう。
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何をやっている企業?
大手OA機器メーカーで、事務機器、光学機器、産業印刷、IT・デジタルサービスなど多岐にわたる分野で製造・販売を行っています。画像処理技術や光学技術を基盤に、デジタル複写機、カラーレーザープリンター、デジタルカメラ、プロジェクターなどを提供しています。また、医療機器事業や5Gソリューションの開発など、革新的な技術にも取り組んでいます。特に事務機では首位級の地位を誇り、複写機や商用・産業印刷分野でリーダーシップを築いています。
事業(セグメント)は以下に分かれています。※2023年3月時点のセグメント情報です。
稼ぎ頭は?
オフィス向け複合機・プリンターなどの開発・生産を行う、デジタルプロダクツが主力です。
2023年3月期の売上高で比較すると、デジタルサービスが全社の6割を占めています。
利益で比較すると、デジタルプロダクツが全社の4割を占めています。
海外売上高は全体の6割であり、グローバルで活躍する企業です。
業績は?
売上高の成長率は、3年平均で2.0%、5年平均で0.7%となりました。
2022年はアフターコロナで柱の複合機のオフィス向け消耗品が好調に推移しました。
営業利益は3年平均で-0.1%となりました。
2017年は低採算のA4機の比率が高まってしまったこと、2020年はコロナで複合機が低調だったことで、一時的に赤字を計上しました。
強みと弱みは?
・多様な事業を展開しており、オフィス機器や映像関連機器、工業製品など、幅広い製品・サービスを提供しています。
・デジタル画像処理技術や印刷技術などの高い技術を持っています。
・多彩なエッジデバイス(ネットワークの末端に接続された機器)を製品群に揃えており、多様なビジネスパートナーを抱えています。
・他社の安価な製品との差別化戦略が難しく、価格競争が激化しています。
・デジタル技術の発展により、昔ながらの印刷業務・コピー機需要が低下しています。
・新規事業に取り組んでいるものの、柱の複合機に代わるインパクトを打ち出せていません。
こんな人がリコーに向いています
・印刷技術とそれにかかわるデジタル技術に関心があり、常に学び続ける姿勢を持つ人。
・エンドユーザーの視点に立ち、顧客の要望や問題点を理解し、それに応じた提案や解決策を考えることができる人。
・グローバルな視野を持ち、多様な人と協働できる人。
リコーの企業研究 エクセルまとめ
企業比較シートを表形式でまとめてみました。
エクセル(Google スプレッドシート)の形式で公開していますので、ぜひ活用してください。
ポイント | リコー |
---|---|
企業理念 | “はたらく”に歓びを |
業界 | 電気機器(オフィス機器) |
企業活動 | オフィス向け複合機、プリンター、消耗品、産業用印刷、医療等新規事業の提供 |
稼ぎ頭 | デジタルプロダクツ(複合機・プリンターの開発・生産) |
海外比率 | 62.3% |
業績 | 3年平均で+2.0% 5年平均で+0.7% |
強み | 画像処理や印刷の高い技術 |
弱み | 差別化戦略に苦戦 |
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いかがでしたでしょうか? 就職・転職活動をする場合は、企業訪問やOBインタビューなどを活用しながら、有意義な企業研究をしましょう!
(銘柄コード:7752)
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