世界的なイメージングメーカー! キヤノンを紹介します。
何をやっている企業?
イメージング技術を強みに、カメラ、プリンター、メディカル機器、産業機器などを製造・販売しています。
稼ぎ頭は?
印刷複合機や商業印刷機などを手掛けるプリンティング事業が主力です。
業績は?
2022年からは、採算性の良いカメラ事業が想定を上回る売上となりました。
それでは、それぞれの情報を詳しく見ていきましょう。
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何をやっている企業?
世界的なイメージングメーカーで、デジタルカメラ、ネットワークカメラ、プリンター、複写機、メディカル機器、産業機器などを製造・販売しています。デジタルカメラは世界販売台数No.1であり、世界トップのイメージング技術を持っています。東芝から東芝メディカルシステムズを買収し、宇宙ロケット事業にも進出しました。
事業(セグメント)は以下に分かれています。※2022年12月時点のセグメント情報です。
稼ぎ頭は?
印刷複合機や商業印刷機などを手掛けるプリンティング事業が主力です。
2022年12月期の売上高で比較すると、プリンティング事業が全社の5割を占めています。
利益で比較すると、プリンティング事業が全社の5割を占めています。
海外売上高は全体の8割であり、グローバルで活躍する企業です。
業績は?
売上高の成長率は、3年平均で3.9%、5年平均で-0.2%となりました。
2020年度はコロナ禍で在宅移行&イベント中止で柱の複合機や商業印刷が苦戦しました。
営業利益は3年平均で26.5%、5年平均で1.3%となりました。
2022年ごろからは半導体不足が解消されたことに加え、採算性の良いカメラ事業が想定を上回りました。
強みと弱みは?
・プリンターやデジタルカメラで圧倒的な世界シェアを持ちます。
・カメラ事業で培ってきた光学技術と、それを生かした事業ポートフォリオに強みを持ちます。
・内部留保が多く、経営基盤が安定しています。
・医療機器や半導体露光装置などの成長分野へ参入しています。
・主力事業であるカメラやプリンターの市場が縮小しており、新規事業の創出に苦戦しています。
・コロナ禍の生活様式の変化で、需要が低減するリスクがあります。
・富士ゼロックスやニコンなどの競合他社との競争が激化しています。
こんな人がキヤノンに向いています
・自分の専門分野に対して熱意を持ち、技術革新に取り組むことができる人。
・行動指針の一つである「三自の精神」(自ら気づき、自ら行動し、自らに問いかける)を実践できる人。
・社内外の関係者と円滑なコミュニケーションを取り、多様なバックグラウンドを持つ人材とチームで協力して業務を遂行できる人。
キヤノンの企業研究 エクセルまとめ
企業比較シートを表形式でまとめてみました。
エクセル(Google スプレッドシート)の形式で公開していますので、ぜひ活用してください。
ポイント | キヤノン |
---|---|
企業理念 | 共生(世界の繁栄と人類の幸福のために貢献していくこと) |
業界 | 電気機器(精密機器・カメラ) |
企業活動 | カメラ、プリンター、メディカル機器、産業機器など |
稼ぎ頭 | プリンティング(印刷複合機・商業印刷機) |
海外比率 | 78.6% |
業績 | 3年平均で+3.9% 5年平均で-0.2% |
強み | プリンターやカメラの圧倒的なシェア |
弱み | プリンターやカメラの市場の縮小 |
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いかがでしたでしょうか? 就職・転職活動をする場合は、企業訪問やOBインタビューなどを活用しながら、有意義な企業研究をしましょう!
(銘柄コード:7751)
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