日本を代表する光学機器メーカー! ニコンを紹介します。
何をやっている企業?
デジカメ、レンズ、半導体露光装置、顕微鏡など、光学技術を強みに様々な製品を開発しています。
稼ぎ頭は?
デジタルカメラなどの光学技術を提供する映像事業が主力です。
業績は?
長期にわたり苦戦していますが、直近ではミラーレスが好調です。
それでは、それぞれの情報を詳しく見ていきましょう。
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何をやっている企業?
日本を代表する光学機器メーカーで、カメラと半導体回路露光装置の両翼で成長しています。カメラ部門では、デジタル一眼レフカメラで世界のトップメーカーと競り合い、特にキヤノンと並び称されています。また、ミラーレスカメラ市場にも注力しており、幅広いカメラ製品を提供しています。さらに、医療分野では顕微鏡や画像診断機器などの製品を開発し、医療支援に貢献しています。技術とイノベーションに焦点を当て、さまざまな分野でのニーズに応えています。
事業(セグメント)は以下に分かれています。※2023年3月時点のセグメント情報です。
稼ぎ頭は?
デジタルカメラなどの光学技術を提供する映像事業が主力です。
2023年3月期の売上高で比較すると、映像が全社の3割を占めています。
利益で比較すると、映像が全社の4割を占めています。
海外売上高は全体の8割であり、グローバルで活躍する企業です。
業績は?
売上高の成長率は、3年平均で2.1%、5年平均で-2.6%となりました。
カメラ需要は長期にわたり苦戦し、2017年にはリストラを決行するなど、経営立て直しに時間を要しました。
営業利益は3年平均で101.1%、5年平均で-0.5%となりました。
直近ではミラーレスの復調と値上げ戦略が奏功し、カメラ関連は想定を上回る伸長を見せています。
強みと弱みは?
・カメラ、レンズ、双眼鏡、顕微鏡、半導体露光装置、産業用測定器など、様々な分野で応用力の高い光学製品を提供しています。
・レンズの製造技術に強みを持ち、高度な光学設計や制御技術により、随一の高品質な製品を生み出しています。
・高品質な製品と技術力により、世界的に有名なブランドとしての知名度が高く、顧客からの信頼も厚いです。
・世界中の多くの国々に拠点を持ち、市場に合わせた製品を提供しており、グローバルな展開ができる体制を整えています。
・カメラや精密機器などの既存事業に依存しており、新しい市場や技術に対応できていないと指摘されることがあります。
・一眼レフの技術力が高い一方で、ミラーレスカメラの開発や販売に後れをとった側面があります。
・スマートフォンの普及が高まるにつれ、今後のカメラ需要の減速が懸念されます。
こんな人がニコンに向いています
・技術や科学全般に慣れ親しんでおり、光学技術や画像処理技術に興味がある人。
・ニコンの製品やサービスに対して信念を持ち、お客様の満足度を高めることができる人。
・論理的思考能力や問題解決能力がある人。
・グローバルに展開する大企業に属する一因として、高い英語力を持つ人。
ニコンの企業研究 エクセルまとめ
企業比較シートを表形式でまとめてみました。
エクセル(Google スプレッドシート)の形式で公開していますので、ぜひ活用してください。
ポイント | ニコン |
---|---|
企業理念 | 信頼と創造 |
業界 | 電気機器(精密機器・カメラ) |
企業活動 | デジカメ、レンズ、半導体露光装置、顕微鏡など |
稼ぎ頭 | 映像事業(デジタルカメラ、レンズ) |
海外比率 | 81.8% |
業績 | 3年平均で+2.1% 5年平均で-2.6% |
強み | 応用力の高い光学技術 |
弱み | 高機能スマホの普及に伴うカメラの市場の縮小 |
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いかがでしたでしょうか? 就職・転職活動をする場合は、企業訪問やOBインタビューなどを活用しながら、有意義な企業研究をしましょう!
(銘柄コード:7731)
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