インクジェットプリンターのトップ企業! セイコーエプソンを紹介します。
何をやっている企業?
インクジェットプリンター・液晶プロジェクター・水晶デバイス・産業用精密機器などを展開しています。
稼ぎ頭は?
インクジェットプリンターやその消耗品などを製造・販売しているプリンティングソリューションズが主力です。
業績は?
直近では部材供給難が解消され始めたことに加え、教育向けのプロジェクター需要が増加しました。
それでは、それぞれの情報を詳しく見ていきましょう。
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何をやっている企業?
情報・印刷・精密機器メーカーで、「エプソン」ブランドの情報・精密機器を製造販売しています。特に、インクジェットプリンターで国内トップのシェアを誇り、その高い収益率を持つ交換用インクも提供しています。また、液晶プロジェクター・水晶デバイスにも力を入れており、その分野でも世界的に評価されています。また、独自技術を駆使して自律型双腕ロボット、ヘッドマウントディスプレイ、センシング・環境ビジネスにも注力しており、産業分野で重要な役割を果たしています。
事業(セグメント)は以下に分かれています。※2023年3月時点のセグメント情報です。
稼ぎ頭は?
インクジェットプリンターやその消耗品などを製造・販売しているプリンティングソリューションズが主力です。
2023年3月期の売上高で比較すると、プリンティングソリューションズが全社の7割を占めています。
利益で比較すると、プリンティングソリューションズが全社の6割を占めています。
海外売上高は全体の8割であり、グローバルで活躍する企業です。
業績は?
売上高の成長率は、3年平均で8.4%、5年平均で3.8%となりました。
主力のインクジェットプリンターは部材調達難が解消されただけでなく、教育向けのプロジェクター需要が増加しました。
営業利益は3年平均で35.0%、5年平均で8.3%となりました。
2020年ごろは、為替影響や中国の景気減速が悪影響になっただけでなく、コロナ禍でプロジェクター需要が低下しました。
強みと弱みは?
・精密・高精度の技術により、省エネルギーで、より小さく、より精緻な製品を実現するためのサービスを提供しています。
・インクジェットプリンターの消耗品を定期的に販売することにより、高収益なビジネスを実現しています。
・世界中に広がるグローバルネットワークを持ち、国際市場での強力なプレゼンスを持っており、多くの国と地域で事業展開を行っています。
・主力のプリンター事業は競争が激しい市場であり、価格競争や技術競争にさらされています。
・グローバル比率が高いため、為替変動や地政学に影響されるリスクが存在します。
・利益の源である収益の大部分がプリント関連に依存しており、プリント関連の市場変動や需要変化に対するリスクが懸念されます。
こんな人がセイコーエプソンに向いています
・OA機器業界・ロボット業界・電気機器業界に属する企業であり、高い技術力の発展に興味を持っている人。
・コミュニケーション能力が高く、周りと協調して仕事ができる人。
・グローバル企業であり、海外との取引が多いため、グローバルマインドを持ち合わせている人。
セイコーエプソンの企業研究 エクセルまとめ
企業比較シートを表形式でまとめてみました。
エクセル(Google スプレッドシート)の形式で公開していますので、ぜひ活用してください。
ポイント | セイコーエプソン |
---|---|
企業理念 | 「省・小・精」から生み出す価値 |
業界 | 電気機器(電子機器、オフィス機器) |
企業活動 | インクジェットプリンター、液晶プロジェクター、水晶デバイス、産業ロボット |
稼ぎ頭 | プリンティングソリューションズ(インクジェットプリンター・消耗品) |
海外比率 | 82.6% |
業績 | 3年平均で+8.4% 5年平均で+3.8% |
強み | インクジェットプリンターと液晶プロジェクターに定評 |
弱み | 価格競争・技術競争 |
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いかがでしたでしょうか? 就職・転職活動をする場合は、企業訪問やOBインタビューなどを活用しながら、有意義な企業研究をしましょう!
(銘柄コード:6724)
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