産業用ロボットの生産台数で世界1位! 安川電機を紹介します。
何をやっている企業?
日本を代表する産業用ロボット・メカトロニクス製品メーカーです。
稼ぎ頭は?
ロボットの超高速・超精密な動きを可能にするモーションコントロールが主力です。
業績は?
2022年は、EV生産への投資意欲や自動化ニーズが旺盛でした。
それでは、それぞれの情報を詳しく見ていきましょう。
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何をやっている企業?
日本を代表する産業用ロボット・メカトロニクス製品メーカーです。コア技術はモーション制御、ロボット技術、およびパワー変換技術であり、これらを活かして産業の電動化・自動化機器(サーボ&コントローラ、ロボット、インバータ)を世界中に供給しています。産業用ロボットの生産台数で世界1位であり、ACサーボモーターとインバーターも世界トップの地位を誇っています。製品は幅広い分野で使用され、モーションコントロール、産業用ロボット、システムエンジニアリング、環境・エネルギー機器の製造・販売など多岐にわたります。さらに、バイオメディカル、介護、医療、健康維持分野にもロボットを応用し、IoT化を推進しています。YE DIGITALとゼネラルパッカーを傘下に持ち、積極的な事業拡大を果たしています。メカトロニクス分野で世界をリードする大手企業であり、産業用ロボット分野においてもトップの位置に立っています。
事業(セグメント)は以下に分かれています。※2023年2月時点のセグメント情報です。
稼ぎ頭は?
ロボットの超高速・超精密な動きを可能にするモーションコントロールが主力です。
2023年2月期の売上高で比較すると、モーションコントロールが全社の5割を占めています。
利益で比較すると、モーションコントロールが全社の5割を占めています。
海外売上高は全体の7割であり、グローバルで活躍する企業です。
業績は?
売上高の成長率は、3年平均で10.6%となりました。
2022年はEV生産への投資意欲や自動化ニーズが旺盛で、ロボット事業が好調でした。
営業利益は3年平均で41.3%となりました。
2021年頃は、主力のサーボモーターが半導体関連の投資先送りで急減速したことに加え、自動車向けのロボットが低調でした。
強みと弱みは?
・産業用ロボット分野で世界No.1のシェアを持っています。
・世界トップクラスの高精度な制御技術を持っています。
・省エネ・省人化などの社会的ニーズにマッチしています。
・グローバルに展開するネットワークとコネクションを持ち、世界各地でサポート体制を整えています。
・世界的なシェアが高いため、為替変動や地政学リスクの影響を受けやすいです。
・産業用ロボット市場において、競合他社との競争が激化しており、価格競争が激しくなっています。
・関連する業界や市場において、法規制や規制緩和の影響を受けることがあります。
こんな人が安川電機に向いています
・工学系や理系の知識を持っていたり、学習意欲がある人。
・ユーザーの悩みや社会的課題に対して真摯に寄り添い、解決に向けて取り組める人。
・世界中に拠点があり、英語力を持っていたり、様々なバックグラウンドを持つ人とコミュニケーションが取れる人。
安川電機の企業研究 エクセルまとめ
企業比較シートを表形式でまとめてみました。
エクセル(Google スプレッドシート)の形式で公開していますので、ぜひ活用してください。
ポイント | 安川電機 |
---|---|
企業理念 | 事業の遂行を通じて広く社会の発展、人類の福祉に貢献する |
業界 | 電気機器(産業用ロボット,電子機器) |
企業活動 | モーションコントロール,ロボット,システムエンジニアリング |
稼ぎ頭 | モーションコントロール |
海外比率 | 70.8% |
業績 | 3年平均で+10.6% |
強み | 産業用ロボット分野で世界No.1 |
弱み | 為替変動や地政学リスクの影響 |
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いかがでしたでしょうか? 就職・転職活動をする場合は、企業訪問やOBインタビューなどを活用しながら、有意義な企業研究をしましょう!
(銘柄コード:6506)
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