セガとサミーが統合したゲーム企業! セガサミーホールディングスを紹介します。
何をやっている企業?
ゲーム、パチンコ・パチスロ機、映像、おもちゃなど、多様なコンテンツを制作・販売しています。
稼ぎ頭は?
ゲーム・映像・おもちゃを手掛けるエンタテインメントコンテンツが主力です。
業績は?
各事業がバランスよく機能することで、安定した収益を確保しています。
それでは、それぞれの情報を詳しく見ていきましょう。
セガサミーホールディングスって何をやっている企業?
セガとサミーが統合して誕生した、大手エンタテインメントグループです。家庭用・スマホゲーム、アミューズメント機器、映像作品、おもちゃなど、多様なコンテンツを制作・販売しています。代表作には「北斗の拳」「龍が如く」「ソニック」「ぷよぷよ」「ペルソナ」などがあります。また、リゾート運営も手がけ、日本有数の複合施設や韓国初の統合型リゾートを展開しています。傘下には複数の企業を抱え、エンタテインメント分野で幅広く事業を展開している点も特筆されます。さらに、最新の動向としては、フィンランドのRovio社を買収するなど、着実な成長を遂げています。
事業(セグメント)は以下に分かれています。※2023年3月時点のセグメント情報です。
セガサミーホールディングスの稼ぎ頭は?
ゲーム・映像・おもちゃを手掛けるエンタテインメントコンテンツ事業が主力です。
2023年3月期の売上高で比較すると、エンタテインメントコンテンツ事業が全社の7割を占めています。
利益で比較すると、エンタテインメントコンテンツ事業が全社の7割を占めています。
海外売上高は全体の3割であり、今後の海外展開に期待したいところです。
セガサミーホールディングスの業績は?
売上高の成長率は、3年平均で2.1%、5年平均で3.8%となりました。
足元ではアフターコロナと半導体不足の解消で、遊技機事業が想定を上回る回復を達成しました。
営業利益は3年平均で19.2%、5年平均で21.4%となりました。
2021年はコロナ禍でリゾート事業・遊技機事業が落ち込みましたが、好採算のゲーム事業が底支えしました。
セガサミーホールディングスの強みと弱みは?
・常に新しい価値を創造することを目指しており、革新的な技術やコンテンツを開発しています。
・ゲームコンテンツ、遊技機、リゾートなど、多様なエンタテインメント領域にまたがって事業を展開しており、安定した収益獲得とリスクヘッジを行っています。
・「ソニック」や「ぷよぷよ」「龍が如く」など、国内外で人気の高いキャラクターや作品を多数保有しており、ファン層の拡大やロイヤリティ収入の確保につながっています。
・パチスロなどの開発から販売までを手がける遊技機事業については、規制強化や消費者ニーズの変化などのリスクに晒されており、時代によって売上・利益が変動しています。
・アミューズメント施設の収益は季節や地域の変化に影響されやすく、安定した収益確保が難しいことがあります。
・一部のIP(知的財産)については、海外での知名度が低いと言われています。
こんな人がセガサミーホールディングスに向いています
・エンタテインメントを通じて人々の感動を創造することをミッションとしており、自らがエンタテインメントを楽しみ、感動し、共感できる人。
・新しい価値を創造する技術やコンテンツを開発しているため、自らが創造的な発想や行動ができる人。
・多様な事業領域やグループ企業が連携しているため、自らが協力的な姿勢やコミュニケーション能力を持ち、チームワークを大切にする人。
セガサミーホールディングスの企業研究 エクセルまとめ
企業比較シートを表形式でまとめてみました。
エクセル(Google スプレッドシート)の形式で公開していますので、ぜひ活用してください。
ポイント | セガサミーホールディングス |
---|---|
企業理念 | 感動体験を創造し続ける |
業界 | 情報・通信(ゲームソフト開発) |
企業活動 | ・ゲーム・映像・おもちゃ ・パチスロ機・パチンコ機 ・ホテル・ゴルフ場 |
稼ぎ頭 | エンタテインメントコンテンツ(ゲーム・映像・おもちゃ) |
海外比率 | 34.3% |
業績 | 3年平均で+2.1% 5年平均で+3.8% |
強み | ゲーム・遊技機・リゾートといった多様な事業 |
弱み | 季節性や規制強化などの影響を受けやすい |
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(銘柄コード:6460)
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