老舗の電機・工業機械メーカー! ブラザー工業を紹介します。
何をやっている企業?
ミシン・プリンター・デジタル複合機をはじめ、様々な事業の子会社を持ちます。
稼ぎ頭は?
プリンター・複合機・ラベルライターなどを提供しているプリンティング・アンド・ソリューションズが主力です。
業績は?
2023年に入ってからは、プリンタの部材供給不足が解消されつつあり、売上が拡大しています。
それでは、それぞれの情報を詳しく見ていきましょう。
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何をやっている企業?
電機・工業機械メーカーで、ミシン・プリンター・デジタル複合機が主力製品です。明治時代にはミシン販売でスタートし、現在は国内3位のデジタル複合機とプリンター「プリビオ」「ジャスティオ」を主力に展開しています。海外売上比率は80%以上であり、40以上の国や地域に生産拠点や販売・サービス拠点を持ち、製品は中国で生産されて欧米などへ輸出されています。産業用印刷機器「ドミノ」(賞味期限などの印字印刷)は世界トップクラスの地位を獲得しています。さらに、子会社エクシングは業務用通信カラオケ「JOYSOUND」で業界2位の地位を保持する他、パーソナル空気清浄機なども販売しています。子会社化などを通して、国際的な展望を持ちながら、幅広い分野で成長を続けています。
事業(セグメント)は以下に分かれています。※2023年3月時点のセグメント情報です。
稼ぎ頭は?
プリンター・複合機・ラベルライターなどを提供しているプリンティング・アンド・ソリューションズが主力です。
2023年3月期の売上高で比較すると、プリンティング・アンド・ソリューションズが全社の6割を占めています。
利益で比較すると、プリンティング・アンド・ソリューションズが全社の6割を占めています。
海外売上高は全体の9割であり、グローバルで活躍する企業です。
業績は?
売上高の成長率は、3年平均で8.6%、5年平均で2.7%となりました。
2023年に入ってからは、プリンタの部材供給不足が解消されつつあり、売上が拡大しています。
営業利益は3年平均で-6.3%、5年平均で-4.2%となりました。
2021年3月期は、コロナ禍の在宅需要が一巡したこと、カラオケ事業の客数減少の影響で、一時大幅減益となりました。
強みと弱みは?
・工作技術に基づく工業用ミシンや家庭用ミシンなど、新規需要に対応する製品開発力があります。
・SOHOや一般家庭向けなど、用途別のプリンター事業で高い市場シェアを獲得しています。
・幅広い事業領域に基づいた独自技術と、グローバルネットワークを活かした価値創造力があります。
・市場が欧米に偏重しており、国内やアジアなどの新興市場への対応が遅れていると指摘されることがあります。
・主力のプリンター・ミシンの市場において、競合が飽和し、成長鈍化につながる恐れがあります。
・円高・原材料価格・原材料不足などの影響を受けやすく、業績が変動しやすい側面があります。
こんな人がブラザー工業に向いています
・外国語に堪能であり、海外とのビジネスに興味がある人。
・グローバルに展開するブラザーのモノ創りの技術や事業展開に興味があり、積極的に挑戦し続けることができる人。
・ユーザーのニーズや課題を深く理解し、最適なソリューションを提供することができる人。
ブラザー工業の企業研究 エクセルまとめ
企業比較シートを表形式でまとめてみました。
エクセル(Google スプレッドシート)の形式で公開していますので、ぜひ活用してください。
ポイント | ブラザー工業 |
---|---|
企業理念 | “At your side.” |
業界 | 電気機器(ミシン、オフィス機器) |
企業活動 | ミシン・プリンター・デジタル複合機・カラオケ・歯車 |
稼ぎ頭 | プリンティング・アンド・ソリューションズ(プリンター・複合機・ラベルライター) |
海外比率 | 85.8% |
業績 | 3年平均で+8.6% 5年平均で+2.7% |
強み | 用途別プリンターで高いシェア |
弱み | 市場が欧米に偏重 |
今すぐ使える エクセル(Google スプレッドシート)はこちら!
いかがでしたでしょうか? 就職・転職活動をする場合は、企業訪問やOBインタビューなどを活用しながら、有意義な企業研究をしましょう!
(銘柄コード:6448)
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