工場自動化の空圧制御機器で世界No.1! SMCを紹介します。
何をやっている企業?
世界有数の空気圧制御機器メーカーで、世界的な高いシェアを誇ります。
稼ぎ頭は?
半導体電機向けの空気圧制御システムが主力です。
業績は?
中国や国内の半導体関連・工作機械・バッテリー向けの空圧制御機器が好調です。
それでは、それぞれの情報を詳しく見ていきましょう。
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何をやっている企業?
世界有数の空気圧制御機器メーカーで、国内シェア65%、世界シェア30%以上を誇ります。工場の自動化ラインや工作機械の駆動装置など、生産設備の自動制御機器を提供しています。製品ラインナップには空気圧制御システムの要素機器である圧縮空気清浄化機器、空気圧補助機器、方向制御機器、駆動機器、温調機器、センサーなどがあります。このほかにも、電動アクチュエーター、検出スイッチ、真空用機器、流体制御用機器、薬液用機器、ライフサイエンス機器、高真空機器、協働ロボット用グリッパーなど、さまざまな周辺分野製品も提供しています。12,000以上の基本型と70万品目が用意されており、各用途に対応した製品を提供します。
製品ラインナップは以下に分かれています。主要製品は空気圧制御システムです。
※2023年3月時点の会社概要から引用しました。
稼ぎ頭は?
半導体電機向けの空気圧制御システムが主力です。
2023年3月期の売上高で比較すると、半導体電機向けが全社の3割を占めています。
海外売上高は全体の8割であり、グローバルで活躍する企業です。
業績は?
売上高の成長率は、3年平均で16.2%、5年平均で6.9%となりました。
2022年には、中国や国内の半導体関連・工作機械・バッテリー向けの空圧制御機器が急増しました。
営業利益は3年平均で20.9%、5年平均で6.1%となりました。
2023年に入ってからは、原材料費・物流費・人件費の高騰とアジア向けの価格競争が影響し、減益となりました。
強みと弱みは?
・空気圧制御機器のトップメーカーであるだけでなく、電動機器など多種多様な製品を組み合わせてシステム構築する提案力と技術力があります。
・研究開発から生産、販売、アフターフォローまでの一貫した直販体制を世界規模で整えています。
・クライアントと緊密に連携し、持続可能な解決策を共同で開発する力に長けています。
・国際的な市場に精通し、グローバル展開を支援するための戦略に強みを持ちます。
・幅広い製品を取り扱っているため、製品分野によっては強力な競合他社が存在します。
・コンサルサービスがしばしば高額であり、中小企業などにとって手の届かないことがあります。
・一部の業界では知名度が低く、企業名の認知度が低いと指摘されることがあります。
こんな人がSMCに向いています
・現状をデータで分析する能力に優れ、問題を解決するための戦略を立案することができる人。
・顧客とのコミュニケーションを大切にして、顧客の課題を理解し、効果的な解決策を提供できる人。
・技術や製品に興味を持ち、異分野に対しても自ら学び続けることができる人。
SMCの企業研究 エクセルまとめ
企業比較シートを表形式でまとめてみました。
エクセル(Google スプレッドシート)の形式で公開していますので、ぜひ活用してください。
ポイント | SMC |
---|---|
企業理念 | 自動化・省力化に貢献する、本業に専心する、グローバルに製品を供給する |
業界 | 機械(空気圧機械) |
企業活動 | 自動制御機器製品 |
稼ぎ頭 | 半導体電機向け |
海外比率 | 78% |
業績 | 3年平均で+16.2% 5年平均で+6.9% |
強み | グローバルな一貫直販体制 |
弱み | 一部分野には強力な競合も |
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いかがでしたでしょうか? 就職・転職活動をする場合は、企業訪問やOBインタビューなどを活用しながら、有意義な企業研究をしましょう!
(銘柄コード:6273)
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