コニカミノルタの企業研究 ポイントこれだけ!

企業研究

イメージングを核とした技術展開! コニカミノルタを紹介します。

何をやっている企業?
オフィス向け複合機・カラー複合機や液晶TACフィルムなどをてがけています。

稼ぎ頭は?
企業・産業向けのプリント・印刷などを展開するプロフェッショナルプリントが主力です。

業績は?
コロナ禍で印刷需要の激減と材料不足が赤字を加速させました。

それでは、それぞれの情報を詳しく見ていきましょう。

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何をやっている企業?

情報機器(複合機・プリンター)、商業・産業印刷機、産業用材料・機器の製造・販売を行っています。主力商品はオフィス向け複合機・カラー複合機であり、液晶TACフィルム(液晶ディスプレーの偏光板の保護など)においても世界で高いシェアを持っています。また、X線撮影装置も提供しています。デジタルワークプレイス/オフィス部門、プロフェッショナルプリント、ヘルスケア、インダストリーの各事業セグメントに注力し、新たな事業分野にも進出しています。

事業(セグメント)は以下に分かれています。※2023年3月時点のセグメント情報です。

デジタルワークプレイス事業

複合機とITサービスを組み合わせ、企業の業務課題解決に貢献しています。

主な製品・サービス:オフィス、ITサービス・ソリューション、ワークプレイスハブ

プロフェッショナルプリント事業

商業印刷・産業印刷をデジタル技術でサポートし、企業のビジネス拡大や高付加価値化を支援しています。


主な製品・サービス:プロダクションプリント、産業印刷、マーケティングサービス

ヘルスケア事業

ヘルスケア分野:医療のデジタル化・ネットワーク化を支え、診断サービスの向上に寄与しています。
プレシジョンメディシン分野:“見える化”技術を駆使し、治療や創薬、医療費抑制に貢献しています。


主な製品・サービス:画像診断システム(デジタルX線画像診断、超音波診断システム)、遺伝子検査、創薬支援

インダストリー事業

センシング、材料・コンポーネント、画像IoTソリューションなどの産業向けの多様な事業を展開しています。


主な製品・サービス:計測機器 (光源色計測、物体色計測、アドバンストセンシング)、機能材料、光学コンポーネント、IJコンポーネント、画像IoTソリューション、映像ソリューション(プラネタリウム)

稼ぎ頭は?

企業・産業向けのプリント・印刷などを展開するプロフェッショナルプリントが主力です。

2023年3月期の売上高で比較すると、デジタルワークプレイスが全社の5割を占めています。

利益で比較すると、プロフェッショナルプリントが全社の5割を占めています。

海外売上高は全体の8割であり、グローバルで活躍する企業です。

業績は?

売上高の成長率は、3年平均で4.3%、5年平均で1.9%となりました。
2022年は、アフターコロナで複合機と印刷消耗品の需要が回復しました。

コロナ禍で印刷需要が激減しただけでなく、材料不足が追い打ちとなって赤字額が増加しました。

強みと弱みは?

イメージング分野において高い技術力を持ち、写真フィルムからデジタルカメラ、プリンター、医療機器など、多様な分野に展開しています。
世界150カ国、約200万社との顧客接点を持ち、顧客のニーズを深く洞察しています。
・見えないものをみえる化する「技術」によって、事業の基盤となる「画像IoTプラットフォーム」を支えています。

・主力製品である複合機やプリンターの事業が、近年の情報技術の急速な進化により需要が減少する可能性があります。
各分野でトップシェアを獲得できておらず、競争力の面で負けています。
・新規事業への投資が多いものの、収益性の改善に苦戦しています。

こんな人がコニカミノルタに向いています

・新たな価値を持つイノベーションを生み出すことに興味がある人。
・社会の生産性や創造性を高めることに貢献したい人。
・物理工学や情報工学などの専門知識や技術を活かして、イメージプロセスや数値シミュレーションなどの開発に携わりたい人。

コニカミノルタの企業研究 エクセルまとめ

企業比較シートを表形式でまとめてみました。
エクセル(Google スプレッドシート)の形式で公開していますので、ぜひ活用してください。

ポイントコニカミノルタ
企業理念新しい価値の創造
業界電気機器(写真,カメラ)
企業活動オフィス向け複合機、コピー機、産業プリント、画像診断、計測器、機能材料
稼ぎ頭プロフェッショナルプリント(企業・産業向け印刷)
海外比率84.2%
業績3年平均で+4.3%
5年平均で+1.9%
強みイメージングの高い技術力
弱み収益性改善に苦戦

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いかがでしたでしょうか? 就職・転職活動をする場合は、企業訪問やOBインタビューなどを活用しながら、有意義な企業研究をしましょう!

(銘柄コード:4902)

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