歴史系ソフトに定評! コーエーテクモホールディングスを紹介します。
何をやっている企業?
歴史シミュレーションゲームを中心にゲーム開発、ゲームセンター運営などを行っています。
稼ぎ頭は?
ゲームソフト開発を行っているエンタテインメント事業が主力です。
業績は?
巣ごもり需要を追い風に、新旧ソフトの売上増と中国IP戦略が好調です。
それでは、それぞれの情報を詳しく見ていきましょう。
コーエーテクモホールディングスって何をやっている企業?
大手ゲームソフト会社で、PC・スマホ・家庭用ゲーム機向けにゲームを企画・開発・販売しています。歴史シミュレーションゲーム「信長の野望」「三國志」、アクションゲーム「仁王」などが有名です。信長の野望シリーズは累計1000万本以上の出荷実績があります。グループIPを活用した多様なゲーム開発を行い、ライセンスビジネスにも注力しています。テクモとの統合後、ゲーム会社のガストを買収するなど、他のソフト会社との共同や連携を進めています。
事業(セグメント)は以下に分かれています。※2023年3月時点のセグメント情報です。
コーエーテクモホールディングスの稼ぎ頭は?
ゲームソフト開発を行っているエンタテインメント事業が主力です。
2023年3月期の売上高で比較すると、エンタテインメント事業が全社の9割を占めています。
利益で比較すると、エンタテインメント事業が全社の9割以上を占めています。
海外売上高は全体の5割であり、グローバルで活躍する企業です。
コーエーテクモホールディングスの業績は?
売上高の成長率は、3年平均で22.5%、5年平均で15%となりました。
2021年は中国展開のスマホ向けロイヤリティ収入が貢献しました。
営業利益は3年平均で40.5%、5年平均で27.3%となりました。
好採算の旧作デジタル販売が好調だったことに加え、無双シリーズの新作などが増益に貢献しました。
コーエーテクモホールディングスの強みと弱みは?
・三国志や信長の野望などの歴史ゲームの人気のコンテンツを有しています。
・特に中国向けにおいて、IP(ゲームやキャラクターなどの知的財産)のロイヤリティ収入が好調です。
・自己資本率と営業利益率が高く、安定した財務と採算性を確保しています。
・海外市場における国際競争力が他社に比べて弱いと指摘されることがあります。
・新規IPの開発が少なく、既存IPに依存している面があります。
・歴史シミュレーションやアクションゲームなど一部のジャンルに特化しており、他のジャンルのゲーム展開の可能性が限られている可能性があります。また、長い間同じシリーズを展開することによるマンネリからの脱却が重要です。
こんな人がコーエーテクモホールディングスに向いています
・ゲームへの熱意と興味を持っており、業界の最新動向やトレンドに対する関心がある人。
・プログラミング、デザイン、プロジェクトマネジメントなど、関連する分野での専門知識とスキルを持っている人。
・コーエーテクモのゲーム性を理解し、プレイヤーの視点を大事にして、良いユーザーエクスペリエンスを追求できる人。
コーエーテクモホールディングスの企業研究 エクセルまとめ
企業比較シートを表形式でまとめてみました。
エクセル(Google スプレッドシート)の形式で公開していますので、ぜひ活用してください。
ポイント | コーエーテクモホールディングス |
---|---|
企業理念 | Level up your happiness 新しい面白さでもっと幸せに |
業界 | 情報・通信(ゲームソフト開発) |
企業活動 | ・エンタテインメント(ゲーム開発) ・アミューズメント(ゲームセンターなど) ・不動産 |
稼ぎ頭 | エンタテインメント(ゲームソフト開発) |
海外比率 | 51.0% |
業績 | 3年平均で+22.5% 5年平均で+15.0% |
強み | 歴史ゲームに定評 |
弱み | ゲーム性のマンネリ化 |
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(銘柄コード:3635)
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