卵・サラダ調味料のリーディングカンパニー! キユーピーを紹介します。
何をやっている企業?
マヨネーズやドレッシングは国内No.1シェアを持っています。卵加工の技術を原点にしたサラダ調味料などを製造・販売しています。
稼ぎ頭は?
国内向けの一般家庭用商品がメインです。海外向けの売上高は比率が小さく、成長中の段階です。
業績は?
国内消費の落ち込みや原料高が続き、売上・利益ともにやや低下傾向です。
それでは、それぞれの情報を詳しく見ていきましょう。
何をやっている企業?
マヨネーズやドレッシングの国内No.1シェアを持っています。卵・サラダ関連の技術を生かした商品を製造・販売しています。
子会社に、家庭用ジャム市場のトップブランドであるアヲハタがあります。これ以外にも、食材加工で培った技術力を生かした医療分野などに進出しています。
事業(セグメント)は以下に分かれています。※2022年11月時点のセグメント情報です。
稼ぎ頭は?
収益面では、国内向けの販売をメインに展開しています。
2022年度の売上高で比較すると、日本で販売する市販用が全社の4割を占めています。
利益で比較すると、日本で販売する市販用が全社の4割を占めています。
海外売上高は全体の2割であり、今後の海外展開に期待したいところです。
業績は?
売上高の成長率は、3年平均で-7.6%、5年平均で-5.2%となりました。
2023年には海外向けの売上が着実に回復しました。
営業利益は3年平均で-7.4%、5年平均で-4.0%となりました。
コロナ禍に入ってからは原材料高や資材高騰が大打撃となり、利益率が低下しました。
強みと弱みは?
・マヨネーズやドレッシングは業界No.1のシェアを誇ります。
・従業員教育が徹底されており、高いコンプライアンス意識が浸透しています。
・商品の品質が高く、評判と信頼を得ています。
・長年の知恵と経験があるため、製造・配送・販売チャネルに安定感があります。
・意思決定スピードに欠ける一面があります
・少子高齢化に伴い、国内消費量が減退していくリスクがあります。
・同業他社と比べて海外展開が遅れている一面があります。現状の海外シェアは十分に高いとは言えません。
こんな人がキユーピーに向いています
・品質重視の食品業界において、誠実な姿勢を大事にする人。
・キユーピーは女性が生涯活躍できる環境を大切にしており、その企業姿勢に共感して仕事ができる人。
・年齢や生活様式に関係なく、幅広い範囲の仲間に貢献できる人。
キユーピーの企業研究 エクセルまとめ
企業比較シートを表形式でまとめてみました。
エクセル(Google スプレッドシート)の形式で公開していますので、ぜひ活用してください。
ポイント | キユーピー |
---|---|
企業理念 | 仲間とともに仕事を楽しみ、よろこびをともにする |
業界 | 食料品(食卓食品) |
企業活動 | マヨネーズやドレッシングなどの卵関連食品 |
稼ぎ頭 | 市販用(日本向け) |
海外比率 | 15.4% |
業績 | 3年平均で-7.6% 5年平均で-5.2% |
強み | マヨネーズやドレッシングの業界No.1 |
弱み | 国内需要に伸び悩み |
今すぐ使える エクセル(Google スプレッドシート)はこちら!
いかがでしたでしょうか? 就職・転職活動をする場合は、企業訪問やOBインタビューなどで得られた情報を加えて、有意義な企業研究をしましょう!
(銘柄コード:2809)
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